この記事はDTM初心者向けの記事です(記事を書いている私も初心者です)。
今回フリー音源を初めて導入したので、その過程を書きました。
DTMソフト内蔵の音源を使っていて、
何だか響きが物足りない、だけど、どうすれば良いのか分からない…、
と思った方の参考になれば嬉しいです。
①まえがき「なぜ、フリー音源を選ぶのか?」
とにかくDTMにはお金がかかります。
ボカロを増やしたり、楽器の専用音源を揃えたり…などしていると、
物凄い金額になります(気になる人は調べてみよう!)。
まず、無料で色々試してから、リッチにしたい音源にお金をかける、
といった過程を辿れば、誰でも気軽にDTMを楽しめると思うからです。
ただし、フリー音源は無料で利用できますが、
やはり有料版と比べると物足りない部分があるので、そこだけは注意しましょう。
②フリー音源を探そう!
探し方は簡単。検索エンジンで「○○(欲しい楽器)音源 フリー」と打ち込み、
検索結果に出てきた情報を見ながら、良さそうなものを探します。
なるべく色々なサイトを巡って、評価が高いものを選んだ方が良いでしょう。
今回、私が選んだフリーのピアノ音源は、
yohng.com「4Front Piano」
(http://www.yohng.com/software/piano.html)
色々な方がレビューを書いているので、
気になる方は、「4Front Piano」で検索してみて下さい。
「4Front Piano」の良いところは、
導入が物凄く簡単で、使い方も簡単なことです。
容量少なめなのでダウンロード時間も短く、zipファイルなので解凍にも手間がかかりません。
③フリー音源を導入しよう!
「4Front Piano」は赤い四角のところからダウンロードできます。
Win版かMac版を選ぶ形式になっています。
ダウンロードが終わったら、zipファイルを解凍して下さい。
中身はdllファイル2個とreadme(説明書)です。
音源は、基本的にdllファイルをVSTプラグインと同じ階層に入れれば機能します。
1. DTMソフトのVSTプラグインフォルダ(赤囲み)
2. 1.の中身。赤囲み外のdllファイルは初期音源。
今回は色々面倒だったので、全3ファイルをそのまま置きました(2. の赤い四角で囲った部分)。
これで準備は完了!
「4Front Piano」の導入は簡単ですが、もっと複雑なものもあるので、
ダウンロード元のホームページや、readmeをよく読んでセッティングしましょう。
④実際に使ってみよう!
実際の使い方ですが、私は「Singer Song Writer Lite 7」を使っているので、その画面で説明します。
他のソフトでも似たような感じだと思うので、参考程度に見てもらえれば幸いです。
例で使うファイルは、私が以前作ったこちらの曲のものです。
この曲を作っているとき、ピアノの音をもう少し良くしたいと思ったものでした。
今回はこちらのピアノの音を差し替えます。
1. VSTインストゥルメントを開く(赤矢印)
2. 赤矢印の部分をクリック
3. 今回導入した「4Front Piano」をクリック
4. 音源「4Front Piano」セット完了!
5. EDの横の四角をクリック→音色のパラメーター調整
(「4Front Piano」は調整不可)
6. 赤矢印の部分をクリック
7. 「4Front Piano(1)」をクリック
8. 伴奏パート全てに「4Front Piano」を適用
9. スコアエディタを開く(赤矢印)
10. 伴奏パートのTone解除(上段赤矢印)
この過程をクリアすればセットした音源の音が鳴ります!
リンクをクリックして聴き比べてみて下さい。
【2019/01/27 リンク修正しました。事の顛末はこちらより】
比較
旧:DTMソフト内蔵音源(SSWGMS)使用
新:ピアノ音源(4Front Piano)使用
音源が変わると、曲の雰囲気が違ってくることが分かると思います。
普段、私は合唱曲を作ることが多いので、
ピアノの音にもう少しこだわってもいいのかなと思いました。
私がピアノ音源を購入する日も近いのかもしれません。
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私のニコ動マイリストです。
合唱曲を始めとしたピアノ曲を中心に、ボーカロイド(Rana・GUMI・ウナ)に歌ってもらっています。